先日、とても尊敬している先輩経営者、高倉豊様の勉強会に参加させていただきました。とても素晴らしい勉強になりました。
高倉様は1980年代頃にパルファム・ジバンシイの日本法人トップに抜擢される。以降、イヴ・サンローラン・パルファンやシスレーの日本法人、外資系高級時計メーカーのタグホイヤーやウブロの日本法人、計5社の外資トップを20年間務めました。その間、次々と自社の業績を回復させ、「ブランド再生人」として業界で有名になっています。
ビジネスは常に限られた条件の中で事業のアプローチをしなければいけません。高倉様はウブロ時代にはターゲットを地方の社長に絞り込み、男性誌『UOMO』にタイアップ記事を連載。連載によって、有名人が愛用していることが認知され一気に憧れのブランドとして人気になりました。
また、今年の11月11日(独身の日)のアリババの一日の売上は2.8兆円に上りました。この独身の日は2016年11月11日アリババの創業者、馬雲(ジャック・マー)氏が作ったようです。高倉様も、馬雲様も、自社のターゲットを作って行くことで、会社の成長に大きく繋がっていったのだと感じております。素晴らしい先輩経営者達の良い経験やアイデアを学びながら、中国市場でのマーケティング方法を仕上げていきたいと思います。
セミナー後、高倉様(執筆)から「零経験却能变顶尖的拼装思考」新しい市場を広けるための中国語版の本を頂き、感謝と共にとても嬉しい一日でした。